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頭に浮かんだ よしなしごと。


by hanarobo

井上陽水コンサート2008

井上陽水のコンサートに行ってきた。
高岡市民会館。
井上陽水コンサート2008_f0103693_16314114.jpg


コンサート、だよ。
ライブじゃなくて。

落ち着くねぇ、この言い方。w



会場に着くと、団塊の人々がいっぱい。




もちろん、女友達同士もいっぱいいるけど、
夫婦が目立つ。

並んで待っている佇まいに2人の歴史を感じる。
あれは夫婦だな、って思う。w



私のような中途半端な年代はほとんど見なかった。
まして、10代20代なんて全く見かけない。




そんなことを考えながら、『ライブ会場先行発売CD』購入の列に並んでいた。
井上陽水コンサート2008_f0103693_1640148.jpg


1枚3000円。
各会場限定100枚ということで、
ちょっとドキドキしていたが無事GET。





会場内に入り、ホッとして、
見るともなく人々を眺めていた。


今日は、ひとりで来たのでいろんな意味で気楽だ。w



私の左隣は、2組の友達夫婦みたいで、
奥さん同士ペチャクチャしゃべっていた。
旦那さん同士は無言。w



右隣は、いわゆる「まだデキてない」カップルでw


男は上司、女は部下?


こちらは、男のほうが一生懸命話しかけていた。ww
女も別に嫌がっている様子もなく、

男の必死のアプローチで、


次のデートの約束をするところまでこぎつけていた。



話の要所要所で、男は、


最初は遠慮がちに、
だんだん大胆に、

女の手に触れていた。w


それは、


ちょっとみっともない光景だったが、


この2人は順調に進むであろうと思われる。ww



男50代半ば、女40代前半?
不倫かどうかは、わからん。w




さて、



そんなこんなで、



あんまりおもしろくてww

ロビーでくつろぐ間もなく



コンサートは始まった。





以下、少々ネタバレ。





ぶらぶらと気楽に、陽水登場。

おもむろにアコースティックギターを手にする。



後の人は、


エレキギター
パーカッション
キーボード

(3曲目あたりからベースもはいった)



という、編成で、



1曲めは「Make up Shadow」


エレキ、ぎゅい~~ん、ぎゅい~~~ん


私なんか、
きゃ~~♪ ですよ。
バッチリこの世代。


手拍子でしょ?
立つんでしょ?


・・・・と思っていたら、



みなさん、無反応。


手拍子さえもない。



あれ?・・・



あ、そうか。
みんな大人なんだ・・・



こういう風に聞くのがマナーなんだな。




そして、



次から次へと私のツボが。。。


「ワインレッドの心」


「リバーサイドホテル」



も~~~ね、
あーーた、


声で按摩されてるようでしたわよ。



歌詞、とか
メロディーとかも消し飛んでしまって、


すべてはその、
声、声、声




あぁ、至福のひととき。w










ところが、







コンサートも終盤になり、






私はずっと団塊の人々の邪魔にならないように、
ひっそりと聞いていたのに、



急にみなさん、


ノリノリで、
手拍子をし始め、




ぽつぽつと、


やがて、



わらわらと、



立ち上がった。




「夢の中へ」で。



なんで=====???






「傘がない」のイントロが流れたときの、
拍手のすごかったこと。



「心もよう」では合唱してはるし。

そういうのこそ静かに聴くんかと思ってたけど。




やっぱ「リアルタイムで聞いた」という体験は
何にも変えがたいものがあるんだな、と。





結局、私は、



手拍子もせず、
立ち上がりもせず、w


最後まで静かに聞いていました。ww




MCで陽水さんが、

「えーー、私は語感で商売してるようなものでして、

今日は高岡は『御車山まつり』ということですが、
『みくるままつり』と、『ま』が、3つもあって。。。(笑)」


と言ってはって、


「そうそう!私もそれ気になってた」って思った。w



「『高岡』って響きがいいですね。」とも言っていた。
私も「タ」って『カ』でリズムとってるような感じが好きなのだ。

生まれ育った町ではないからかな、不思議な音に聞こえるのは。



アンコールで

『少年時代』をやった。


「この曲は、富山を舞台にした曲です。。。」
というMCが入り、

「あ、そうだった。」って思った。



立ち上がっている団塊の人々の隙間から、

井上陽水の大きな体がよく見えた。

(ちょうど私の視線の方向の人たちは全員座っていた)



最後まで、素晴らしい声を
こころゆくまで堪能した。



まったく気負いのない、

なんのてらいもない、

演者も聴衆もみんなゆったりとした、
いいコンサートだった。


---



市民会館まで、歩いて10分弱なんだけど、
心配性のパパロボが車で迎えに来てくれた。
ミニロボは留守番だ。



ひとりでふらっとやってきて、気楽に聞けたけど、

次は2人で来たいなぁ~って思う。




団塊の男女には負けられない。ww




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by hanarobo | 2008-05-01 23:30 | 日常