頭に浮かんだ よしなしごと。


by hanarobo

大事にしてほしい。

和田アキ子 デビュー40周年だそうだ。
私が4歳のときにデビューしたのか。







そういえば小さいとき、彼女の歌を聞いて
「黒人の歌手みたいな歌い方やなぁ~」と思った。


彼女の歌声に日本人離れしたものを感じて、
子供心に『他の歌手と、なんか違う』とちょっと尊敬していた。




そして、




きっと年を取れば、もっとよくなるんやろうな、と思った。


なぜって、



ときたまテレビで見る
黒人の女性歌手の人たちは、みんな年配で、w

堂々とし、
声量も豊かで、



歌の中に人間的な大きさを感じたからだ。


だから、


和田アキ子もきっと50歳くらいになったら
黒人のおばちゃん歌手のように、ビッグママになるんだろうな~と、
楽しみにしていた。









昨日、NHKで

和田アキ子 イン ニューヨーク
  ~デビュー40周年アポロシアターコンサート~


を見た。




ザッピングしてて偶然発見したのだけど、
タイミングよく最初から見ることができた。



アポロシアターがR&Bの歌い手にとって、
いかに特別な場所か、ということも丁寧に描かれていて、

だからこそ、彼女がどれだけの思い入れを持って、
このコンサートに臨んでいるかということも
よく伝わってきた。


そして始まった。。。




和田アキ子58歳
デビュー40周年
憧れのアポロシアター



感動のパフォーマンス。。。。。のはず。





確かに、


感動したのはしたのだけど、




それは歌の部分ではなく、




「今まで頑張ってきはったんやなぁ~」とか
「ほんまにうれしそうやなぁ~」とか
「よかったね~」とか。。。


そういう部分で、

共感していたのだ。




私が小さいときに

すげ=!と思った、

あの声量、
あのパンチ、
あの深いビブラート。。。


すべて



4割減。


リズム感も、いいとはいえない。

ちょっともたつくところがあって
ハラハラするときがあった。



なんで???



50代になり、
いよいよ円熟期に入って、
今年はデビュー40周年。

彼女が憧れたあのアポロシアターでの初コンサート。


万全の状態で臨んだはず。




それなのに、



私がイメージとして持っている和田アキ子の、

たった6割だとは。。。







確かに、

低音域のビブラートはイメージどおりで、
そこから歌い上げる声量は豊かだった。


だけど、


高音域。

それは歌声ではなく、単に大声だった。


声に何のニュアンスも感じられない。
伸びも悪い。


低音に比べ高音のやせていることといったら。。。






もちろん、加齢は否めない。
年を取ると誰でも高い声は出にくくなる。。


それにしても、だ。



タバコ?

お酒?




これら不摂生があの歌声を失わせてゆくのだとしたら
とても残念だ。



本人が気づいてないはずがない。


それでも吸いたいか?
飲みたいか?






誰だって商売道具は大事にするものだ。


日頃、芸能界のご意見番とか言われている本人が、
歌手の商売道具を粗末にしてどうするのだ。





感極まって、
涙を流しながら歌う和田アキ子を見て
そう思った。




泣かせるなら自分ではなく
客を泣かせろ、と。



その声で、その歌で。
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by hanarobo | 2008-12-08 12:17 | メディア