頭に浮かんだ よしなしごと。


by hanarobo

サザンオールスターズ『真夏の大感謝祭』30周年記念LIVE

思い出はいつの日も雨



…というのは、TSUNAMIの一節だけど。






2008年8月24日のサザンオールスターズと共に、
そして、パパロボ、ミニロボと共に、

あのどしゃぶりの大雨を体験したことは、
とってもとっても大きな出来事だった。

予想以上に。




今でも、心のどこかが震えているような、しびれているような。。。


それをどう表現したらよいかわからなくて、
しばらく冷ますか、と放置しておいたけど、
そのわけのわからない感覚が、
どんどん体の深部に移動していくだけのような気がして、

まだつかまえられるうちに、つかまえておこうと、
こうして書き始めた。




私は、アリーナ席のF2ブロックという、
ものすごく見えにくい場所で、

もちろんサザンのメンバーなんかは5ミリくらいにしか見えなかった。w



ライブの最中は、大きなスクリーンに映る桑田さんを見ながら、
わー!とか、きゃー♪とか言っていた。ww



せっかく来ても、スクリーン見てるだけじゃ意味ないやん。。。
なんてことも、ちょっと思ったりした。



それなのに、



家に帰ってからも、この心の奥がしびれる感じが続いている。。。



なぜだろう?




あれからしばらく考えていたんだけど


全46曲。
その1曲、1曲
に、昔の自分がいたからではないか?


そう思う。



『奥歯を食いしばれ』なんかもう何十年も聞いてなかった。。。
好きな曲だったことさえ忘れていた。


でもイントロ聞いただけで、
深夜放送にかじりついて聞いていた中学生の自分が、
レコードなんか買えなくて、エアチェックしてた自分が、
ババっと思い出された。

そうだ、

「このリズムのなんかずらした感じが好きやねんよね~」とか
恥ずかしいこと言ってたなぁ。。ww


『Hello My Love』とか
『ラチエン通りのシスター』、『思い出のスター・ダスト』

もう何年も聞いてなかった。

そう、『顔』も。


『Bye Bye My Love (U are the one)』のイントロからAメロに入るときの
パッと視野が広がるようなあの感じ!



生で聞けるなんて思ってなかった。



そして間違いなくそこに、
昔のままの自分がいた。



若かりしあの頃、w
サザンの曲を「聞いた」のではなく、「体験した」のだ。
あの時代を、あの瞬間を。




そして、この日産スタジアムの7万人の観客、
それぞれが今、私と同じように
サザンオールスターズの曲の中にいる、
昔の自分と、会っている。。。



その思いが、どよめきとなって日産スタジアムを包んでいた。




桑田さんが、「サザンの屋号を預かっといてください。」といったけど、
サザンオールスターズは既にもうみんなのものだった。
みんなが歩いてきた歴史だった。


そのわけのわからない重みが、
気体のように日産スタジアムに渦巻いていた。







音楽の持つ、
いや、

流行歌の持つひとつの役割が、
思い出だと思う。




30年間、メジャーな音楽シーンから消えることなく、
それどころか
何曲もスマッシュヒットをかっとばしてきたからこそ、
みんなが曲の中に昔の自分をみつけるのだ。



そしてまた、

ヒットとは関係なく自分だけの1曲がある。
当時の自分のBGMになったアルバムがある。

何度も聞くほど好きな曲ばかりだった。
それがサザンオールスターズだった。




サザンの曲がなかったら、
思い出さなかったであろう思い出。










7万人分の思い出がどよめいたライブ。





まだ、心の震えがおさまらない。。。
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by hanarobo | 2008-08-31 16:38 | 思い出