頭に浮かんだ よしなしごと。


by hanarobo

そこに作為があってはならない。

同じひとつの出来事なのに、
書きようによっては、苦くも書けるし、
笑い話にもできる。

でも、、、、、

笑い話に出来るのは来年あたりからかな。




やっぱり親として、
ミニロボのキモチそのままに苦く書いてみようと思う。






昨日の高岡御車山祭の縁日には、
関野神社の境内にたくさんの屋台が並んだ。
学校帰りのミニロボと私は自転車に乗って2人で出かけた。


いろいろと遊んだ後、とうとうおこづかいも残り少なくなり、
最後のひとつを決めなくてはならなくなった。


ミニロボの顔が引き締まる。ww


そして、

射的、輪投げ、スマートボール、ダーツ、と慎重に見て回り、
結局、縁日全体を3周してw
最後の屋台を決めたのだった。


ダーツ。


300円で矢が4本。
風船が木の枠から顔を覗かせていて、それめがけて矢を投げる。

風船を割るのが主な遊び方だと思うのだが、
枠外の発泡スチロールに、
マジックで書いたと思われる5ミリほどの赤丸があって
そこに『大当たり』と書いてある。

下見のとき、屋台のおねーちゃんが男の子に説明していた。
「ここに刺さったらWiiやで。」

もちろん刺さるわけない。w



ようやく縁日3周の下見が終わり、
ミニロボは使い尽くした最後の300円をダーツに賭けた。





すると…







起こるはずのないことが起こった・・・・・




赤丸に矢が刺さったのだ。




一瞬、ミニロボも私も声を失った。





「ささったやん!ほら!!
うわ=!すご=い!」



と、言ったのは私だった。
ミニロボは固まっていた。





おねーちゃんの顔を見る。




目が泳いでいる。



ゆっくりと背中を向けた。



そして、




矢を抜いた・・・・・・





年は20歳前後。
この商売は5、6年か?
呼び込みも声かけも、まちゃまちゃバリの無表情。
もう何にも動じないオトナになったはずのおねーちゃん・・・

彼女の目が泳いだとき、私は一瞬同情してしまった。
まさかこんなことが起ころうとは…w



どうする?
どうする、ねーちゃん?









「ここに2本刺さらなアカンねん。」




そらそやな。
しかし、よう考えたな。一瞬で。w





ミニロボは、特に何も言わなかった。
言いたそうにはしていたけど。


結局、1つ大当たりに刺さり、2つ風船を割って、
1つは失敗し、おねーちゃんがおまけにくれたもう1本で
もう1つ風船を割った。

そして、


はずれよりちょびっといい景品(スティッチの貯金箱)を
もらって大事そうにカバンにしまった。





帰り道。



はなロボ 「残念やったね。大当たりに刺さったのにね。」



ミニロボ 「Wiiやと思ったのに…」


はなロボ 「うーん。 ママがケンカすればよかったかな?」(笑って)


ミニロボ 「うん。」




どぼ====ん。






その瞬間、
私は深い暗闇に突き落とされてしまった…




そうか。
援護射撃してほしかったんやな。



そら、そうやんな。
ごめんな。。。。。




なんでママはあのときミニロボじゃなくて、
屋台のおねーちゃんの方に同情してしまったんやろう…



あほやなぁ。







帰宅後。
ミニロボ就寝後の夫婦の時間。



はなロボ 「あのときケンカすればよかったんやろか。」


パパロボ 「いや、それはアカン。一瞬でも同情がよぎったら。」


はなロボ 「そやろか。」


パパロボ 「無理やりテンションあげてケンカしたらアカン。それはウソや。

       いやらしくなる。


       ミニロボがそれをみて将来真似したらアカン。」


そやな。
それはわかる。


「ちょー、おねーさん、それはないんちゃうか?」と低く静かに言う、
私のセリフのいやらしい響きが聞こえるようや。



でも、、、、、



それでもやっぱり、



何か援護射撃をしてあげればよかった。





ケンカして後悔したことは数え切れないほどあるけど、
ケンカせずに後悔したのは初めてや。 

        



ママも一生忘れへんよ。
[PR]
by hanarobo | 2007-05-02 16:11 | 日常